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日本共産党の「綱領」に関心が集まっています 
                           一ホームページ読者
              

 みなさん、今、日本共産党の「綱領」に関心が集まっているのをご存じでしょうか。

 「綱領」といっても、なかなか馴染みのない言葉かもしれませんが、国語辞典などで調べてみると

「要点。政党などの根本方針」となっています。基本的にはどの政党も持っていて、国政選挙など

で各政党が発表する「マニフェスト」もその一種だと思います。企業でも「倫理綱領」などを持って

いると
ころがあります。
 
 その日本共産党の「綱領」に注目が集まるきっかけの一つとなったのが、7月の参議院選挙で、全

32の「一人区」で、唯一共産党公認の田辺健一氏が野党統一候補となった香川選挙区で、民進党

県連代表と共産党香川県委員会との間で交わされた、次のような「基本的事項の確認書」です。香川

県在住の方はチラシ等で見られたかもわかりませんが、このホームページをご覧のみなさんにもぜひ

紹介したいと思います。 

下記の「確認書」の(1)〜(5)が、共産党の「綱領」と重なりあう内容です。

〔基本的事項の確認書〕

 本参議院選挙を通して、安保法制の廃止及び憲法違反の閣議決定の撤回を目指す。
 
 同時にアベノミクスの失敗と弊害を追及し、安倍政権の打倒を目指す。そのために野党4党の共闘

路線を重視し、有権者の正しい理解を求めるため、以下の両者は04年共産党新綱領の趣旨に従い、改

めて以下を確認する。


(1)今日の日本社会に必要なのは社会主義的変革ではなく、資本主義の枠内での民主的改革であり、
   私的財産の保障が基本となる。

(2)平和外交を重視するが、日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消という共産党の政策は野党共闘に
  持ち込まない。


(3)天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る。天皇制のあり方は、国民の総意によって決せられる
  ものである。


(4)一党独裁制を否定し、議会制民主主義及び選挙による政権交代制を堅持する。

(5)地方自治の確立、労働基本権の擁護、男女平等、信教の自由及び政教分離原則の徹底を図る。

 この「確認書」を作る中心となったのは、参議院選挙当時、民進党香川県連代表だった小川淳也議員

そうですが、彼は「共闘を進めるうえで、支持者・有権者の中にある共産党へのアレルギーを解く

努力が必要だった」と語っています(「しんぶん赤旗」103付から)。 私は、このような「確認

書」が交わされたことを「しんぶん赤旗」紙上で読んで、他党の人でもここまで考えている人がいる

のかと感激すると同時に、今後、野党共闘をする際、全国でこのような文書が交わされればいいと思

いました。

 日本共産党の「綱領」全文については、日本共産党中央委員会のホームページをご覧ください。「

目から
ウロコ」ですよ。